中古パソコンを選ぶ時、家電量販店がいいのか?それともネット通販がいいのか?購入前のチェックポイントやおすすめ機種、お得な購入方法についてお伝えします。
これから中古パソコンを購入しようとしている方でも、ネットショップでパソコンを買うのは心配!という方も安心して購入できる必見の情報です!
パソコンは家電量販店で購入した方がいい人
初心者がパソコンを買うときは家電量販店がおすすめ
新型パソコンを購入する時は、圧倒的にヤマダ電機やPCデポなどの家電量販店や、東京でいえば秋葉原電気街、大阪でいえば日本橋電気街などでの購入者がほとんどです。
特に、初めてパソコンを購入したい人の選択肢の一つとして家電量販店でのパソコンの購入は身近に考えられるます。
<家電量販店の種類>
店舗の大きい順、販売高別の順位(ランキング)です。
- ヤマダ電機
- ビックカメラ
- ヨドバシカメラ
- エディオン
- ケーズデンキ
- ノジマ
- ジョーシン
- コジマ
家電量販店の歴史を振り返ると、電器店やオーディオ店が大型化して、チェーン展開していったのが始まりです。都心では駅前、郊外では大規模な駐車場を合わせ持つ家電量販店が拡大していきました。
みなさんは、家電量販店というと、大量仕入れができるからデパートや街の電気屋さんより安い!というイメージがありますよね。
特に初めてパソコンを購入したいと思っている人が最初に思い浮かぶのが、「家電量販店」ではないでしょうか。
種類も沢山あって、パソコンのことに詳しい店員さんもいるから、自分の用途もわかってくれるだろうから、初めてパソコンを購入する人にとってメリットがたくさんあります。
それに、大手家電量販店ならパソコンのトラブルの対処もしてくれそうだから、安心感もありますからね。
それに、量販店ならお値段も安そうというのが最大のメリットと思います。
中古パソコンを選ぶ時のバロメーター でも記事を書いたんですけど、僕は9年間パソコン教室を運営しています。
地域の500人以上の生徒さんに教え、100名以上のパソコン有資格者(パソコンⅡ種検定)を送り出してきました。
現在も教室の運営と、ブログ制作(アフィリエイト)、中古パソコンのECサイト(ネットショップ)を経営しています。
その中で、生徒さんの入会者の3分の1がパソコンがほしいということで、生徒さんにすぐ使えるパソコンを何百台と提供してきました。
ここで大事なのは、量販店のパソコンをおすすめしたのではなく、僕がネットで自分で機械を見て、ネットで取寄せたものをご紹介しています。
パソコンがほしいという人に予算や用途をお伺いすると、予算は10~25万円でパソコンとプリンター、インターネットを繋いでほしいというものでした。
そんな時、僕なら4万円以下で買える、すぐ使える最新OS搭載、最新Office搭載の中古パソコンをおすすめしていますが、相談する人もいない、初めてパソコンを購入する人なら、家電量販店でのメリットの方が大きいです。
家電量販店でパソコンを購入した方がお得なのかどうかを、いろいろなケースを踏まえて、プロの目(パソコン教室運営者)から見た本当のことをお伝えしていきます。
<家電量販店でパソコンを購入するメリット>
- パソコンに詳しい店員さんがいる
- 種類が豊富
- 価格が安い
- 何か起きた時サポートしてくれる
これらのメリットをひとつづつ順番に詳しく説明していきます。
パソコンがほしい時、どのような購入方法が一番オトクなのかを、ご紹介しますね。
1.家電量販店にはパソコンに詳しい人がいる
家電量販店のパソコン売り場を担当している店員(派遣)さんには、パソコンに詳しい人が配置されています。
パソコンメーカー別の特徴やパソコンの特性に詳しいです。お使いの用途や環境などあらゆる相談に応じてもらえます。
在庫の状況や、オプションを加えたい場合もしっかり相談が可能です。
その理由をお話しします。
なんとなく棚にあるメーカー製PCを眺めたり触ったりしていると「何かお探しですかっ!?」「このPCは今売れています。人気なんですよ」と、店員さんが寄ってきますよね。
パソコン初心者ならば「そうなんですか?」と対応してしまいますが、一応、僕はこの分野のプロですからやんわりスルーしちゃいます。
家電量販店に友人がいて、たまに情報を仕入れに行ったりするんですが、そんな時、高齢者で「私パソコン初心者で御座います」風のお客さんに出くわすことがあります。
その友人である店員さんとお客さんの会話を聞いていると、皆同じようなパターンであることがわかりました。
12万円のパソコンが、コミコミで20万円に膨れ上がります。それでも、パソコンは初めて購入するパソコン初心者の方には、家電量販店は、このようにすべてやってくれますから、便利で安心だから、そういう方にはおすすめなんです。
でも、よく考えたら、パソコン初心者の方にいろいろなアプリを押し込んでも、そもそもWindowsの使い方もままならない人にそれらのソフトは必要でしょうか?
今どき、インターネットならスマホの電波も利用できるし(ギャザリング)、UQワイマックスなら、プロバイダー料金なし、通信費1,980円(イチキュッパ)で接続できちゃうんですよね。
<UQワイマックスについてはこちら>
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初心者・高齢者が家電量販店でパソコンを買ってはいけない理由 でも書いたんですけど、カチンときた僕は友達の量販店の店員さんに、そんなお年寄りを騙すような売り方はやめた方がいいんではないの?と、憤慨したこともあります。
しかし、店員側としては、「いえ、すすめたらお願いしますといわれたので」というスタイルなんですね。
このような方を、僕は「情報弱者」と呼んでいます。
おれおれ詐欺がなくならないわけです。
2.家電量販店にはパソコンの種類が豊富
家電量販店では、エアコンなどは安いですが、パソコンに関しては「目玉商品」以外は、定価販売が多いです。
選ぶ自由な権利としては数が並んでいた方が、自由度は高そうです。
しかし、それはそのパソコンの特徴を把握している人です。ウェブデザイナーや一級建築士でCAD(キャド)をガンガン使う人、イ―ゲームスでスピードを競う人、のパソコンと、文章や表計算ソフト、インターネットが見れれば御の字の人の使うパソコンは違うからです。
また最近では、クオリティーの高い中古パソコンも人気があり、家電量販店でも並べられていますが、これも後程詳しく説明しますが、ネット通販に比べたら割高になっています。
種類が豊富なのはいいことですが、自分がどのように使うかによって、パソコンの選び方は違ってきますからね。
種類の多さは、ネット通販でのパソコンも変わりがありませんが、家電量販店でパソコンを選ぶ人って、インターネットって何?マイクロソフトのワード・エクセルって何?というパソコン初心者なら、無難な選択肢でしょうね。
3.家電量販店は価格が安い
イメージとして家電量販店は価格が安そう、と感じている方は多いと思うんですけど、安いのは、エアコンなどで、目玉商品以外は10%引きくらいの商品が多いです。
ネット通販ならもっとパソコンを安く購入することができます。
ある程度分かっていらっしゃる方、ご自分で設定できる方は、ネット通販の方が、実は価格も安く買える場合があります。
価格コムというサイトでは、料金を比較して購入することもできるんです。
僕は、パソコンはインテリアとは思っていなくてデザインでは選びません。「道具」として使いたいから、形はおろか新型・旧型・1年落ちにも一切こだわりません。なぜなら最近の中古パソコンのクオリティーを知っているからです。
現在、ワード・エクセル・パワーポイントを使いながらネットで調べて、ECサイトの構築も、ブログ、Facebook、Instagramも同時に投稿し、Amazonミュージックで音楽を流しながら作業をしています。これくらいの使い方なら、全然問題ないです。
僕の64ビット中古パソコンは、かれこれ7年使っていますが壊れそうな感じはありません。そろそろOffice2013を、最新のOffice2019に変えようかなとは考えていますけど、その時はパソコンを中古で1台調達するつもりです。
そして、もう一台の中古パソコンでダゾーンの野球の生中継を見ています。マイナーなパリーグのチームは首都圏ではテレビ中継があまりないけど、試合開始から終了まで全て見られます。
これくらいの使い方なら、中古パソコンでじゅうぶんなのです。それでいて新型の5分の1、10分の1で購入できるから、故障したら買い変えればいいし、パソコンを分解して、中を見ちゃおうということも気楽にできて、余計にパソコンに愛着も感じられるんです。
これが新型だったら、ドキドキして失敗できないから、お店任せになっちゃいますよね。
4.家電量販店には何か起きた時サポートしてくれる

量販店サポートカウンター
新型パソコンなら「1年保証」が付いています。つまり、購入してから1年以内ならパソコンの不都合・修理は無料で直しますという保証です。
保証期間である1年以内にパソコンが壊れる・故障したというデータがあります。それによると、約1.8%の方が経験しています。ところが、2年目からがぐんと高くなって20%の方がトラブルに見舞われます。
1年目のトラブル率が、たかが、約2%のとはいえ、保証期間が付いているというのは、新型パソコンを量販店で購入する意味はあると思います。
「家電量販店で何かの時サポートが充実しているから安心だ」という方もいるでしょう。
では、どのようなサポートが受けられるのでしょうか?
パソコンはすぐに壊れることはありません。ただ、機械ものですから不都合はいつ、生じてもおかしくはありません。
まだ僕が、パソコンに詳しくない時、購入先の家電量販店で「メモリ」の増設をサポートでお願いしたときがありました。2008年ごろには1Gのメモリが1万円もした時代でした。
当時、今から考えると赤面してしまいそうですが、公園やスタバなど、外でもできるようなモバイル型のパソコンを購入しました。いわゆる「B5サイズ」よりも小さくて薄いものです。
いまでは、こっ恥ずかしくてカフェなどに持ち込んでパソコンをすることは無くなったのですが、外でもネットができることは、当初、快感そのものでした。
見た目はかっこいいですが、ワードやエクセルを起動して、インターネットを動画で見ていると、裏側がすぐに熱で熱くなってしまいます。太ももの上に置いて操作すると、火傷を起こす危険性もありました。
当時、Windows7、Officeは2010タイプでした。メモリは1Gしかないので、もう1G追加して2Gにしたかったのです。
メモリを実費で購入して、メモリ増設をお願いしたところ、3千円の手数料がかかりました。今から思うと、ノートPCの裏側のメモリが格納されている部分をドライバーではずして、2Gのメモリをカチャット差し込むだけなんですよね。
自分で行えばタダなのに、知らないということは、手数料3千円払ってメモリ増設をしなければならなかったのです。
また、モバイルパソコンに強力なメモリを搭載したことによって「ウヲーンウヲーン」と、パソコンが頑張り過ぎて、結局はその後、熱で劣化しキーボードが使えなくなってしまいました。
初心者ゆえのトラブルや、余分の出費については、 パソコン初心者ゆえ起こす故障の原因とは? で説明させていただいております。
<初心者ゆえの故障の原因>
- 電源ボタンを押して終了させている
- USBメモリの抜き差しの問題
- キーボードの使い方がわからない
- ダウンロードで余分なものまでインストールしている
パソコンを購入したら、やるべきこと、やってはいけないことを理解できるようになれば、10年は使えるのです。もしも程度のいい中古パソコンでも、大事に使えば僕のように、7年は使えるのです。
家電量販店のサポートで故障の対処方法とは
現在では、サポートコーナーに足を運ぶことはないですが、初心者の頃には、確かにサポートコーナーがあると安心できる部分であるかもしれません。
それでは、パソコンが壊れた時の家電量販店でのサポートはどうしているのでしょう?
- フリーズくらいなら無料で見てもらえます
- メールアドレスの設定くらいなら無料です
- インターネットにつながらないなども無料です
ただし、家電量販店のサポートでは、起動しないなどの原因のわからないものは(ほとんどがそうですが)、メーカーへの修理依頼となります。
いくらくらいかかるかというと、大体5万円前後です。
- ハードディスクが壊れています
- ビデオカードが壊れています
- 起動エンジンが壊れています
- ウィルスに感染しています
と、いう理由です。素人には何のことかわからないから、「そうですか」というしかありません。
したがって、パソコン初心者にはサポートコーナーが充実していればしているほど安心感はありますが、余分なお金もかかるということです。
パソコンを使い倒して、腕も磨いていけばお店のサポートがなくても、困らないし、自分で直そうという意欲もわいてきます。こういうひとつひとつのことが、パソコンの奥深くがわかってきて、パソコンの楽しさがわかってくるのです。
パソコンを使い倒せば、生活も便利になるし、今より快適な暮らしになっていくのです、
結論、一番得する購入方法はネット通販
さらにお得なのは程度のいい中古パソコンを見極める「目」
結論としては、種類の多さ、比較サイトの充実、自宅まで配送してくれる、お値段も家電量販店より安い、サポート体制も充実しているので、ネット通販が一番オトクです。
インターネットを使える環境、今ならスマホでもネットを見れて、気にいればそのままカートボタンを押して購入することもできます。
さらにお得な購入方法としては、どうしても新型ではないとダメといいう方を除いては、中古パソコンがおすすめです。
僕がおすすめするのは、中古パソコンを購入して「1台ぶっ壊れてもいいからパソコンをいじり倒す」くらいの気持ちで使っていくと、上達も早いです。
新型で20万円も出すと、大事に使いたい余り、冒険ができません。
ある程度、パソコンがネットでも買えるんだとわかってくると、家電量販店では値段のチェックのために行く程度で、購入はネットで、という方も増えてきていますよね。
ネットで、パソコンを購入しようとする方のほとんどは、新型には目もくれません。だって、中古パソコンならその3分の1、5分の1のお値段で、程度のいいクオリティの高いパソコンが手に入るからです。
中古パソコン人気ゆえ家電量販店でも中古PCを取り扱っています

画像はイメージです
いまや新型パソコンの販売数に迫ろうとしているのが中古パソコン市場です!最近の中古パソコンのクオリティーの高さをご存知ですか?
「え~中古パソコンなんてすぐに壊れるんじゃないの?」と考える方も多いんですが、最近の中古パソコンの程度は想像以上です。
すでに僕自身が100台以上の中古パソコンを紹介しているんですけど、ここ2,3年の中古パソコンはワンランク上がっています。
それゆえ、家電量販店でもその声に応えるべく、中古パソコンを取り揃えてるようになってきました。
旧モデルパソコン、アウトレットパソコンもこれに当たります。
価格帯を見ると、3万8千円~7万円弱です。
5万円以上のものには最新OSであるWindows10が搭載されていました。
家電量販店のアウトレットパソコンはお得なのか?
家電量販店で取り扱っている中古パソコンのスペックがわかりましたので、お伝えしておきます。
もしも、10台の中古パソコンが置いてあるとすれば、約半分はWindows7です。これなら4万円前後で販売されていました。しかし、Windows7は2020年にはサポートが終了してしまいます。
サポートが終了するということはどういうことかといいますと、マイクロソフトWindowsはアップデートをインターネットを介して自動で行っています。
Officeのアップデート、セキュリティーソフトのアップデート、驚異のあるウィルスに対するワクチンなどをインストールしてくれています。それを「マイクロソフト更新」といいます。
ネット環境でパソコンを使っている人は、すぐに買い替える必要があります。ただし、インターネットに繋いでいないパソコンであれば、ネットからウィルスに感染することはないので、そのまま使い続けることもできます。
Windows7以外は、Windows8、Windows10がありました。A4ノートパソコンが主で、けっこう薄型のパソコンを揃えています。
続いて、マイクロソフトOfficeが入っているかどうか、50%のパソコンにOffice以外のワープロソフトが入っています。キングソフト、ロータス、ワンオフィスなどが入っていました。
ここで注意していただきたいのは、マイクロソフトと他のメーカーの区別がついている方ならいいんですが、区別がつかず、ワープロソフトはみんな同じと思っている方は、後で後悔します。
- 「メールで送った納品書見てくれた」
- 「来たけど真っ白で開きませんでした」
なぜなら、個人事業主や会社など、請求書や文章などワード・エクセルで作った書類はワード・エクセルのソフト、つまり、マイクロソフトOfficeが自分のところも、相手のパソコンにも入っていなければ、読み込めないということです。
また、家電量販店の中古パソコンにOfficeは入っているけど、Office2010だと古すぎて、使い物にならないです。さらに価格の低いものには、Office2007という、10年以上前のソフトが入っているということも、気を付けていただきたいところです。
せっかく中古パソコンを購入しても、使い物にならにような古いOfficeが入っている場合、気が付いた時には、Office単体(4万円程度)を、買う羽目になってしまいます。
中古パソコンにおいては、家電量販店では逆に割高になり、中身のソフトも古いままだのものが多いのが印象的です。
これでは、中古パソコンのクオリティーの高さは望めません。
最後に、中古PC夢コンでは
中古パソコンの狙い目は、4万円以内で最新OS搭載、最新Office2019搭載、メモリ4G、Wラン搭載、A4うす型テンキー付きノートパソコンがおすすめです。
一回り小さいB5タイプでもいいんですが、お仕事で使うんならテンキーが付いている方が、エクセルを使うときに超便利なんです。それにA4の方が圧倒的に画面も大きいし、写真もキレイだし使いやすいです。だからA4ノートテンキー付きをおすすめしているんですね。
僕のショップ(中古パソコン通販 夢コン)では、Windows10搭載、Office2016搭載 Office2019搭載のA4うす型テンキー付きノートパソコンを取り扱っております。